ロータリークラブとは

ロータリーは、地域社会や世界の各地で、友好と奉仕を志す人達の世界的な団体で、「奉仕の理想」を信条としています。

ロータリーの会員は、専門的職務を持った善良な成人で形成され、各種の職業から代表として選び、各地域にロータリークラブを結成し奉仕活動を展開しています。

20世紀初頭のアメリカシカゴの街は、著しい社会経済発展と元で、商業道徳が非常に乱れていました。

このような風潮に耐えかね、1905年(明治38年)シカゴの青年弁護士ポール・ハリスが3人の友人と、
お互いに信頼できる公正な取引をし、仕事上の付き合いがそのまま親友関係にまで発展するような仲間を増やしたいとの趣旨で、ロータリークラブという会合を考えました。

ロータリーとは、集会を各自の事務所(局)持ち回りで、順番に開くことから名付けられたものです。

(輪番制:in rotation)

ロータリーの綱領と四つのテストはTOPページに掲げています。
ロータリーの奉仕の五「部門」は、この綱領に沿っています。

綱領の第1は、クラブ奉仕

奉仕をするためのきっかけとなるように広く顔見知りや知り合いを作りましょう。

綱領の第2は、職業奉仕

各自の職業に誇りと自身を持ち、品位ある営業を行い、それを通じ人々に奉仕しましょう。

綱領の第3は、社会奉仕

公私の別なく、世の中の人々のため理想的な奉仕を心がけましょう。

綱領の第4は、国際奉仕

国際的にも理解を深めて友情を広め、国際間の親睦と平和に貢献することに努めましょう。

綱領の第5は、青少年奉仕

青少年ならびに若者によって、好ましい変化がもたらされるようにしましょう。

二つの公式標語
各クラブの認証状に国際ロータリーが公式に採用した2大標語が記されています。

第1標語・・・超我の奉仕(Service above self)

第2標語・・・・・最も良く奉仕する者、最も報いられる。
(He profits most who serves best)

四つのテスト

この4つのテストはシカゴRCno会員で1954年~1955年度に国際ロータリーの会長をつとめたハーバートJ.テイラーが、1932年の恐慌のとき、破産寸前の会社の建て直し要請を引き受けて、その会社に入ったときに全社員の結束を図るため短い倫理訓として聖書の中から考えました。この4つのテストは1943年のRI理事会の認証のもとに職業奉仕のプログラムに組み入れられ、ロータリーの四大奉仕の何れにおいても極めて重要な
要素であると考えられました。